咲詩 HIGASHI 咲曲 NAOKI
握り締めた掌に
忘れようと決めた想い
すごく眩しくて
うつむくけれど・・・
駆け巡る思い出は
どれも色褪せなくて
涙が頬を伝っていく
いくつも描いてきた
これからの未来予想図
ソレは儚くて夢物語
いつの間にか満ちていた
根拠のない自信
音立てて壊れ始めていく
イタズラにかけた
言葉が引き金に
掴みかけたはずの笑顔の蕾
掌から容易くすり抜けていく
忘れないで・・・左腕の証
儚く舞い散る花びらのように
別れ行く定めの先に
友に手を取り歩いてきた道が
これからの糧へと変わる
思い出たちに手をかざすけど
いくつもの笑顔
溢れ出していく
もぉ・・・その瞳には・・・
あなたのその瞳には
あの日のままの二人は映らないの？
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