2016年7月28日(木)
【2016年7月の旅 福島の旅④】
自ら命をたつことができますか？
自分で腹を切ることができますか？
明日を、未来を夢見た若者達が自ら腹を切り、この世を去った。
国のため、藩のために命を惜しまずに戦えますか？
白虎隊。会津戦争に際して会津藩が組織した、16歳から17歳の武家の男子によって構成された部隊。中には志願して年齢を偽って出陣した者もいた。中には13歳の少年も加わっていた。
わずか16、17歳の20人の少年が戊辰戦争時に飯盛山から眺めた戦闘による市中火災の模様を目にし自刃を決行し、19人が死亡した。本来は予備兵力だった白虎隊。若年兵の投入が焼け石に水なのは誰もが承知のことだったが、老若男女が玉砕覚悟で望む戦局にあっては是非もなく、白虎隊は各防衛拠点へと投入された。
現代の中高生にできるだろうか？郷土を愛する気持ち、藩主(上司や先生)に従う気持ちを持っているだろうか？
当時の社会や生活環境を想像し、現代に置き換えながら考えてみる。腑に落ちないことだったり、感銘を受けたり、敬意を払うことだったり、いろんなことを感じさせられた。
いつの時代も苦しみながらも、希望を抱いて生きる若者の手によって、大きな変革が起きる。今は…？
飯盛山、白虎隊十九士の墓を訪れて思うのでした。
7/2810:40
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