2016年10月20日(木) 【2016年10月の旅 群馬の旅@】 鬼怒川温泉から足尾銅山へと足を進めたあとは群馬県にある伊香保温泉へと歩を進めるのでありました。 伊香保温泉が発見されたのは1900年前とも1300年前とも言われている。現在の温泉街が形成されたのは戦国時代。長篠の戦いで負傷した武田兵の療養場所として武田勝頼が当時上州を支配していた真田昌幸に命じ、整備された。 そんな伊香保温泉にある「塚越屋七兵衛別館香雲館」に二日目は宿泊。 十の間。それは壺中天ー別天地。 引き戸でありながらホテルと同様のプライバシーを保つドア。 部屋に向かって歩み寄る時から、すでに空間の劇は始まる。 アプローチの洗練。 十の間各々に書院がつき、内風呂と露天風呂がつく。 古典模様を刻んだ組子の白障子が奏でる陰影。 漆塗りの洗面室の気品。 そんなコンセプトに基づいて10種類の部屋がある。その中で今回宿泊したのが「漆の間」。漆の間は、柱、壁、天井、床の間、さらに洗面台等の調度にいたるまで漆塗りで仕上げられている。会津塗りの著名作家の手による床の間の床は朱漆を塗って金蒔絵をほどこし、床柱は溜色塗りで漆黒に磨きあげられている。紅柄色の壁に連なって醸し出される、漆独特の深い艶と香気。囲炉裏の間の炉縁もまた、生漆を塗られて輝く。この間すべてが、うるわしい美術品の趣をもつ。 接待さん曰く、この部屋と「御簾」の部屋はちょっと独特らしいです(笑) 10/20^11:45 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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