2017年11月23日(木)
【2017年10月の旅 沖縄の旅②】
いつもお邪魔しているお店のおじさんから見せてもらった写真。今年８月に沖縄に旅行したときのものだった。個人的にはものすごくタイムリーだなと、明日から沖縄に行くんだけどと内心思いながら話を聞いていた。その見せてもらった写真の一枚が「首里城」で撮影されたもの。必ず行こうと決めていた場所だからついいろいろと質問もさせてもらっちゃった(笑)
平成12年12月、首里城跡などの城跡や名勝が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された。琉球王国時代は、中国から伝わった風水思想を取り入れた建築仕様が多い。かつての王、尚氏が支配し、栄えた琉球王国の面影が垣間見える。
沖縄県内最大規模のグスクで1429年の琉球王国の成立以来、1879年の琉球処分まで国王の居城で政治の中心だった首里城跡。首里城城内では正殿が西に向かって建ち、その前に御庭（うなー）と呼ばれる儀式の場がある。その周囲を1000m以上もある城壁が地形に合わせた曲線を描きつつ囲んでいる。
1945年にアメリカ軍が進攻した沖縄戦で壮麗な建造物群はすべて焼失し、破壊を免れた城壁と建物の基壇である地下遺構の一部を基に1992年に正殿などが再建された。
またしても工事中のときに訪れるというタイミングの悪さではあったけど、琉球建築の粋を集めた彩色と見事な構造の正殿は見応えありだね。正殿内の「下庫理」「御差床」「大庫理」など豪華な造りになっている。
11/2300:00
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