♨全国Hの旅♨

2017年11月27日(月)
【2017年10月の旅 沖縄の旅E】
2017年10月の旅 沖縄の旅E

国王の居城であり、精神的よりどころだったグスク

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されている。世界遺産は「グスク跡」と「関連遺産群」から構成される。琉球には、およそ300余りのグスクが残されており、そのうちの5つのグスク跡が世界遺産に登録されている。グスクは、琉球王国の国王の居城と各地の按司によって居住と防衛の拠点として築かれた城。

また、農村集落の中核をなしており、先祖への崇拝と祈願を通じて連帯を深める地域住民の心のよりどころであった。多くのグスクの内部には、拝所と呼ばれる宗教的聖地が備え付けられていた。



次に訪れたのは「今帰仁(なきじん)城跡」。読めるかな?北海道の地名もそうだけど、沖縄の地名も独特だよねえ。ここ「今帰仁城跡」は琉球王国統一以前の14世紀頃の建築といわれ、難攻不落の城と呼ばれていた。万里の長城を思わせる長い城壁が特徴。「今帰仁城跡」は1月〜2月にかけて日本で最も早いといわれている寒緋桜の名所として知られている。

「今帰仁城跡」について少し紹介します。

14世紀の中国の史書に琉球国山北王の三王が登場します。この頃の沖縄本島は北部地域を北山、中部地域を中山、南部地域を南山がそれぞれ支配した「三山鼎立の時代」でした。北山王は今帰仁城を拠点に沖縄島の北部を中心に支配下とし、中国と貿易をしていました。しかし1416年(1422年説もある)に中山の尚巴志によって滅ぼされ、北山としての歴史の幕を閉じることになります。

北山の敗北後、中山は北部地域の管理のために監守を今帰仁グスクに設置し、1422年以後、監守の居城としてグスクを利用します。しかし1609年に薩摩軍による琉球侵攻にあい、城は炎上したとされています。監守が住まなくなって以後は拝所とし精神的拠り所として広く県内から崇拝者が訪れています。



沖縄の城跡は今まで見てきた城跡とは全然雰囲気もつくりも違うねえ。沖縄独自の文化や世界が広がっていたのを肌で感じることができたなあ。




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