2018年4月14日(土)
【2018年３月の旅 山形の旅⑩】
山形の桜を見るにはまだ早かったねぇ…。
でもここは桜の名所として有名な「烏帽子山公園」。山形県南有数の桜の名所「置賜さくら回廊」の起点として毎年大勢のお花見の観光客が訪れるだとか。満開の桜の中、赤湯の街並みを一望したらテンション上がるだろうなぁ(笑)
公園内には「烏帽子山八幡宮」があり、継目なしの石造り日本一の大鳥居がそびえるように立っているよ。
赤湯温泉のある南陽市出身、元大蔵大臣・第十五代日本銀行総裁を歴任した結城豊太郎の記念館がある。少年結城豊太郎を育んだ郷土赤湯。国の要職にあって多忙な中にも常にこよなく愛し続けた郷土赤湯。
帰郷の折の裏山秋葉山に至る散策は一木一草すべて思い出深く、山頂には故事ゆかしい「臨雲亭の跡」、眼下に「白竜湖」、遥か南に「吾妻連峰」と情緒深く離れがたい絶景は結城瞑想思索の地でもあったのです。
結城は、郷土の発展の為には第一に人づくりが大切であると考え、郷里の町民のために図書館「臨雲文庫」を創建した。当時、県下有数といわれた図書館。その後も郷里の産業後継者養成を目的とした赤湯実業公民学校の名誉校長を引き受け、学校振興の基本を作り、同時に「風也塾」を開設し、「郷学」の振興を図り、郷土発展に尽力した。「ふるさと」が立派になってこそ、国全体がよく治まり平和な世となるという結城の想いの場でもあった。
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