2019年3月22日(金)
【2019年３月の旅 福岡の旅④】
平和の大切さを語り継ぐ情報発信基地「筑前町立大刀洗平和記念館」へ。
かつてこの地には、旧陸軍が東洋一を誇った大刀洗飛行場を中心とする一大軍都が存在し、歴史的な役割を果たしながら大きく発展していった。しかし、昭和20年（1945年）３月、米軍の大空襲により壊滅的な被害を受け、民間人を含む多くの尊い命が奪われた。
また、この飛行場は特攻隊の中継基地として、数多くの若き特攻隊員たちの出撃を見送った場所でもあった。
このような多くの尊い犠牲のうえに現在の平和と繁栄があることに深く感謝しなければならない。なのに、それをわからずに人はなぜ争いを繰り返すのだろうか。なぜ罪のない子どもたちの多くの命が奪われなければならないのだろうか…。特攻隊の人達はなぜあんな笑顔になれるのだろうか？特攻する、つまり死にに行くことを決意や覚悟すると笑えるものなのだろうか？
広島や長崎、鹿児島や沖縄などで戦争に関わる施設を訪れてきたけど、また福岡で改めて平和の大切さ、戦争の悲惨さ、命の尊さを心にしっかり刻み、熊本＆福岡の旅を終えるのでした。次なる旅路は島根と続くのであります。
3/2223:30
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