2019年8月4日(日)
【2019年８月の旅 岩手の旅④】
映画やテレビの撮影にも多く利用されている「遠野ふるさと村」。大河ドラマ「軍師官兵衛」では岡田准一が馬で駆け抜けたり、「天地人」では妻夫木聡が旗をかざしながら走ったり、「真田丸」では堺雅人が、「龍馬伝」では福山雅治が、ここもまた「藤原の郷」同様に数多くのシーンが撮影されている。
遠野の昔ながらの山里を再現した施設。村内は、江戸中期から明治中期にかけて造られた茅葺屋根の曲り家をそのままの形で移築している。小川が流れ水車がまわり、田畑があり、炭焼き小屋がありと、遠野の昔ながらの集落を再現している。
「大工どん」と呼ばれる上流階級の民家は、遠野の曲り家と比較する上で価値ある曲り家。曲り家に入って天井を見上げると、火の神としてまつられている「かまど神」が目に入る。また、ここには見上げる程の大きなわら人形もあるよ。
他にも「川前別家」「大野どん」「肝煎りの家」「弥十郎どん」「水乃口」「こびるの家」とそれぞれ階級によって、造りも生活様式も異なっている。あからさまなんだよね、この時代は。隠し部屋がある家があったり、大きな馬がいる厩があったり、生きていくために考え抜かれていた家に自分の身分にあわせて住んでたんだよね。パット見みんな同じように見えるんだけどねえ～(笑)
他にはわら細工体験や竹細工体験、陶芸体験などの作って持って帰れる、うれしなつかし創作プログラムもあり、まぶりっとと呼ばれる衆が昔ながらの生活の知恵をやさしく教えてくれるよ。
来年の大河ドラマ「麒麟がくる」の撮影場所にもなったりするのかなぁ～(笑)こーゆーとこ好きだな！
8/400:00
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