2020年2月16日(日)
【2020年1月の旅 愛媛の旅②】
NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で笑福亭鶴瓶さんと俳優の神木隆之介さんが、愛媛県出身の友近や和牛の二人や中川家の礼二も訪れた「娯楽の殿堂、内子座」。
この木造劇場は、木蝋や生糸などの生産で栄えていた時代、芸術・芸能を愛してやまない人々の熱意によって建てられた。
農閑期には、歌舞伎や文楽、また時には映画や落語などが演じられ、この劇場は当時の人々の心の糧、文化的な拠り所として愛された。
内子座は大正５年、大正天皇即位を祝い創建。木造二階建て、瓦葺き入母屋造り。ホールとして活用後、老朽化のために取り壊しになるところを、町民の熱意により復元。今では、町内外の芸術文化活動の拠点として活用されている。
一度訪れてみたかった芝居小屋。朝ドラ「わろてんか」を見てて、枡席を生で見てみたい、枡席に座ってみたいと思っていた。実際に座ってみると、意外に広いんだよね。四人くらい座れるのかな？舞台を間近に見られ、今度は一度観劇してみたいなあと(笑)
舞台中央は回転させることのできる舞台になっていて実際に舞台上に立つことができるんだけど、会場に入ったときの印象以上に広く感じたんだけど、大向とよばれる二階正面席までは近く感じる不思議な空間。大向には定連や劇通が多いので「大向をうならせる」とは芝居が上出来のことをいう(笑)
舞台や花道の床下にも足を運ぶことができる。「奈落の底へ落としてやる」とか言ったりするけど、ここから来てるんだね。舞台の下の総称のことを「奈落」という。昔は、人力で回り舞台を動かす仕掛けがあった。鶴瓶さんも舞台の下から人力で登場したとか。嵐などステージ下から派手に登場できる現在の原点がここにあるんだなぁ～(笑)
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