2020年5月5日(火)
【2020年２月の旅 熊本の旅⑫】
多くの自然や清らかな水に囲まれる小国郷には、48もの滝があると小国郷土史には記されています。
一番有名なのは落差約10m、幅約20mで水が落ちる様子はまるで水のカーテンのようにも見える「鍋ヶ滝」。滝の裏側が浸食され、裏側にまわることができる珍しい滝。KIRINのCMの撮影場所にもなったことで有名。
ということで人気もあって、この日は人がたくさんいたので、鍋は鍋でも「鍋釜滝」へ。落差約10mで、鍋の釜に水が流れ落ちるように見える。落差約40mの断崖絶壁を一気に流れ落ちる豪快な滝「下城滝」のすぐ近くにあり遊歩道も整備されている。
「下城滝」のすぐ側には樹齢1000年以上と言われる国の天然記念物に指定されている大イチョウがある。平安時代、女性の宝であった鏡を池に投じて、恋しい男性との再会を祈ったとされる鏡ヶ池伝説に登場する小松女院の乳母の墓標と言い伝えられている。
地元では「ちちこぶ」と呼ばれており、乳の少ない女性はこのイチョウの木の樹皮を煎じて飲むと、乳が出るという言い伝えもあるので、もし良かったらぜひ(笑)
阿蘇の大自然を見てると、熊本地震があったことを忘れてしまう。けれど、車で走ってると、工事してたり、震災時のままになってたり…。まだまだそんな場所が多く見られ、地震の被害の大きさを物語ってたよなぁ…(T-T)
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