2018年3月1日(木)
【2018年２月の旅 山口の旅①】
なんだか落ち着くねえ…。故郷に帰ったかのように心も体も安らぐ感じがするのはなんでだろう？夏みかんで有名な山口のカラー、オレンジ色のガードレール、オレンジ色の屋根瓦にシャチホコ。ほっこりする(笑)
縁もゆかりも全くない地なのに…。福井と山口は地元にいるように心がほんと落ち着くんだなぁ。去年の６月以来の山口の旅です。
今年は大河ドラマ「西郷どん」にちなみ、そして明治維新から150年という節目の年ということで、それにゆかりのある地を巡るのが旅のテーマの一つ。そして真っ先に向かったのが五重塔があることで有名、観光山口のシンボル「瑠璃光寺」へ。全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、美しさは日本三名塔の一つに数えられている。ちなみに他は奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺。
もう何度か足を運んでるんだけど、ここには西郷隆盛ゆかりの場所が。豪商・安部家は藩主毛利氏の参勤交代時における山口の本陣として使用され、その一角に離れとして存在したのが「枕流亭」。
幕末、倒幕に向けた動きが進む中で、薩摩藩の西郷隆盛、大久保利通、小松帯刀らが山口を訪れここに宿泊し、長州藩の木戸孝允、伊藤博文らと薩長の連携に向けて密談を重ねた。密談の場となった２階は当時の雰囲気がそのまま残され、外に広がる景色は当時と違えども、その身をもって、志士たちが緊迫の謀議を重ねた空間を体感(笑)
瑠璃光寺がある香山公園には他に毛利敬親が茶事にことよせて身分に関係なく会談した「露山堂」や毛利家墓所そして通路に立ち石段に向かって手を叩くと美しい音が反響する「鴬張りの石畳」があるよ。
その後には桂小五郎こと木戸孝允を祀った木戸神社へ。額束を三つ持つ非常に珍しい形態の鳥居があるよ。
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