♨全国Hの旅♨

2018年6月28日(木)
【2018年6月の旅 福井の旅B】
2018年6月の旅 福井の旅B

「一筆啓上 日本一短い手紙館」って、なんだ?そんなの福井に、丸岡にあったっけ?

ふとそんな疑問を抱きながら向かってみると、丸岡城近くに何やら見慣れない建物が建ってるではありませんか。これは行っておかないとふと思い、足を踏み入れることにしました(笑)

一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ

徳川家康の功臣で「鬼作左」と呼ばれた本多作左衛門重次が陣中から妻へ宛てたこの手紙には、家を守り、家族を愛し、忠義を尽くす思いが短い文の中に簡潔に込められている。

文中に出てくる「お仙」が、初代丸岡藩主本多成重であったことから、この手紙をモチーフに「一筆啓上賞」が誕生。

一筆啓上賞は、活字やメールでは伝わらない本物の手紙文化の復権を目指し、全国初の手紙のコンクールとして平成五年にスタート、第1回「日本一短い『母』への手紙」には、海外18ヶ国を含む世界各地から多数の応募が寄せられた。

そして平成27年にこの館が開館、これまでに一筆啓上賞に寄せられた130万通を超える手紙をただ展示するのではなく、心に響かせ、心に染み入るよう趣向を凝らした方法で紹介する、手紙文化の発信地です。

老若男女様々な人達の様々な視点からの手紙の数々に、思わず笑っちゃったり、心にじんときたりと、短くても思いって伝えられるんだなと感じさせられるのでありました。お母さんへの手紙は感謝などのものが多かったけど、お父さんへの手紙は厳しいものやちょっと可哀想だなと対照的だったな(笑)

この館を囲む石垣は、丸岡城や安土城などと同じ野面積みの石垣で、「穴太衆積み」の伝統的な技法を用いて積まれている。自然石で積みあげられた石垣の堅牢で美しい姿は、館の外観を引き立てているよ。

そして丸岡城。現存する天守の中で最も古い建築で、外観は上層望楼を形成して通し柱がなく、一層は二階三階を支える支台をなし、屋根は二重で内部は三階となっている。このような古調に富んだ望楼式天守は後の時代の層塔式天守と比較すると、いかに城郭建築の初期のものであるかがうかがえる。また、屋根が全部石瓦で葺かれているのが全国にも稀な特徴となっている。

織田信長が越前の一向一揆を平定するため大軍を派遣し、当時丸岡の東北4kmの山中にあった豊原寺を攻略し寺坊をことこどく焼き払った。信長はこの恩賞として柴田勝家に越前之国を与え、北ノ庄(今の福井市)に築城を命じた。勝家は甥の勝豊を豊原に派遣し豊原城を構えたが、翌年豊原から丸岡に移り城を築いた。これが現在の丸岡城であります。

改めて訪れ、そして改めて偉大なる城だと実感するのでありました(笑)




6/28^05:00


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