2020年1月23日(木)
【2020年１月の旅 神奈川の旅③】
台風19号の影響で、かなりの被害が出た箱根。
まだ台風の爪痕が残る地域もある。一刻も早い復興を、そして箱根の街が台風前のようなにぎわいが戻ることを願っています。
箱根といえばお正月の風物詩、箱根駅伝を思い出す人もたくさんいるんじゃないかな。テレビで流れてるのを所々見る程度で、最近は青山学院大学が強いというくらいの知識しかないなあ(笑)
箱根駅伝の第一回が行われたのが1920年。ちょうど100年前。戦争で途中開催されなかったこともあるけど、長い歴史の中でたくさんの名シーンやエピソードが残ってるんだよね。数々の名場面をテーマごとに区切って展示しているのが「箱根駅伝ミュージアム」。
初代王者はどこの大学か知ってますか？歴代優勝が多い大学は？みんなわかるよ(笑)ユニフォームなどの展示もあり、日々進化してきているのが目で見てわかる。厚底シューズが話題になっているけど、東京オリンピックではどうなるんだろうか…。
箱根といえば芦ノ湖が有名。芦ノ湖を一望できるところに復元されたのが「箱根関所」。江戸時代に箱根の関所役人が書き残した資料を基に調度品や武器、武具などを復元。役人の身体的特徴や衣服の色・模様などについては詳細が明らかになってないため、シルエット展示になっている。
箱根関所が置かれたのは江戸時代の初期、1619年のことといわれている。徳川幕府は全国53ヵ所余りに関所を設置。その中でも中山道の木曽福島、碓氷、東海道の新居、そして箱根の４ヶ所は、規模も大きく、もっとも重要な関所と考えられていた。
関所の役割は一般に「入り鉄砲に出女」を取り締まるところ、つまり江戸に入る武器類と江戸から出て行く女性に対して監視の目を光らせていたといわれている。
女性の髪の中に武器が隠されていないかなどをチェックするってすごいよねえ。空港での金属チェック並、いやそれ以上の厳しさ。現代の世の中で同じ検査をしたら、批難ブーブーだろうなぁ～。
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