2020年3月25日(水) 【2020年2月の旅 熊本の旅A】 熊本地震からもうすぐで丸4年がたとうとしている。復旧工事中、建て替え中などの文字が町のあちらこちらで見られる。まだ復興半ば。ひょっとしたら忘れられてない?東日本大震災ほどではないかもしれないけれど、忘れちゃいけない自然災害の一つ。記憶の片隅にとどめておいてほしいなぁ。 今回宿泊したのは夏目漱石の小説「草枕」ゆかりの地、明治元年創業小天温泉の「那古井館」。 明治29年の暮れ、熊本で初めての新年を迎えるために漱石の妻鏡子が作ったおせち料理を、当時下宿していた書生達が年始客が来る前に食べてしまい、漱石と鏡子は喧嘩になってしまいます。 これに懲りた漱石は、翌年明治30年の暮れから同僚と二人で、当時、熊本市内から一番近かった小天温泉を訪れ、前田家の離れに宿泊し、二度目の正月をゆっくりと過ごしました。この小天温泉への旅を題材に明治39年に発表されたのが小説「草枕」です。 小天を「那古井」という架空の地名で描いています。那古井館は、戦後、漱石の言葉にちなみ、小天の温泉宿であった田尻旅館を那古井館と改名し現在に至っています。 そんな歴史ある旅館で小説「草枕」を片手にゆっくりと…っていきたかったけど、本を読むのが苦手な私。そんな人にも読みやすい本も用意されたりしてるので、ぜひ手にとってみてください。そしてゆかりの地を巡ってみてください(笑) 3/25^00:00 w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |