2020年3月31日(火)
【2020年２月の旅 熊本の旅⑧】
ふたつの滝は「愛」で溢れていた！
黒川温泉から南小国市街地方面へ国道442号沿いを進むと、右に「夫婦滝」の看板が。店の少し上に公共の無料駐車場があり、車数台を停められます。「本当に滝なんてあるの？」そんな印象の場所ではあります。
案内板の方向に歩みを進めると、道の欄干になにやらハートマークの絵馬風サインペーパーが。くわしく見ると、あちらこちらで情熱のこもった「愛」が刻まれいます。夫婦滝の地で、みなさん不変の愛を約束されています。
駐車場から５分ほどで滝の光景が。あたりは緑が生い茂り、どうどうという瀑音が轟いています。気分も一層高まります。ふたつの滝は別々の河川からここに落ち、ひとつの流れになるのだそう。「夫婦滝で結ばれ、満ち溢れる愛は筑後川より有明海へ」と案内板。ドラマチックです。
右が女滝（12m）、左が男滝（15m）。滝は高さこそそこまでないものの、仲睦まじく寄り添うようなふたつの滝は、均整のとれた美しさがあります。豊かな自然と相まって、大変清々しい空気感のある場所です。
小田川と田の原川の合流点に位置し、村娘が身を投げたのが女滝、侍が吸い込まれた田の原川の滝が男滝といわれ、２つ合わせて「夫婦滝」と呼ばれています。縁結びの滝としてご利益を求めて訪れる人が多く、特に早朝の幻想的な光芒に魅了されるとか(笑)
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