2024年3月26日(火)
【2024年3月の旅 岩手・宮城の旅⑥】
?残すべきか、それとも取り壊してしまうべきか…。
残っているのを見ると当時のことを思い出してしまう、辛い気持ちになってしまうという人がいる。
残っているのを見て、当時のことを思い出し、教訓として活かしていく、若い世代に風化しないように伝えていかなければならないという人もいるだろう。
今回訪れた大川小学校や門脇小学校もそう。前回訪れた請戸小学校も意見が分かれたと思う。全員助かった小学校もあれば津波に飲み込まれてしまい被害にあった小学校もある。何が違ったのか？どうしてそうなったのかを分析して今後に活かしていかないとね。
ここ南三陸町の防災庁舎では最後の最後まで町民に防災無線で逃げるように伝え、被害にあってしまった。屋上まで逃げてアンテナやフェンスに必死にしがみついてなんとか助かったという方が数名。まさか3階建ての庁舎の屋上まで津波が襲ってくるとは…だよなあ。
町職員の方たちには逃げるという選択はなかったのかなぁ…。自分の命より町民の命だったのかなぁ…。それよりも必死だっただろうなあ…。
亡くなった方の中には、最後まで防災無線で呼びかけていた24歳の女性が含まれていた。三ヶ月後にウェディングを控えていたのに…。
心が痛むよ…。
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