2017年2月26日(日)
【2017年２月の旅 徳島の旅⑥】
ジャジャジャジャーン
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誰もが知ってる、一度は聞いたことがあるベートーヴェンの第九。全楽章が日本いやアジアで初めて演奏されたのが徳島だって知ってた？
第一次世界大戦が始まると、日本も参戦し、ドイツの租借地だった中国の山東半島にある青島を攻撃。敗れたドイツ兵士約5000人が俘慮となり、日本各地の収容所へ送られた。そのうち、四国の徳島・丸亀・松山にいた約1000人が1917～1920年までの約３年間を板東俘慮収容所で過ごした。
俘慮の収容所での生活は読書やゲームを楽しんだり、演奏会の練習をしたりと自由で、多彩だった。音楽面では、複数のオーケストラや楽団、合唱団が定期的にコンサートを開き、さまざまな曲を演奏をした。なかでも、ベートーヴェンの交響曲第九番をアジアで初めて全楽章演奏したことから、板東は第九のふるさとなんだね。
俘慮ってあまり聞きなれない言葉だよね？捕虜とはまた違い、生活などは制限されたり、厳しい規律などはあったみたいだけど、産業が進んでいたドイツの技術や文化を取り入れようと、地域の人々との交流がさかんだったとか。その当時の俘慮の生活の様子やドイツ兵の音楽活動の様子を詳しく展示してある「鳴門市ドイツ館」でした。
まさか徳島でベートーヴェンに出会うなんて思ってもいなかったよ(笑)
2/2604:22
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