♨全国Hの旅♨

2017年8月28日(月)
【2017年7月の旅 茨城の旅B】
2017年7月の旅 茨城の旅B

ここにも東日本大震災の影響が…。

津波の被害のあとが…。



「茨城大学五浦美術文化研究所」

岡倉天心偉蹟顕彰会の会長横山大観から、天心遺跡(旧天心邸・六角堂・長屋門)の寄贈の申し出を受けて1955年に設立された。

東日本大震災がもたらした大津波により、六角堂は基部以外すべて流出し、天心邸も床下まで浸水し、少なからぬ損傷を被ったが、翌年四月に六角堂は無事復興のシンボルとして五浦の海を目の前に颯爽と蘇った。入り口の長屋門は管理室・受付として機能していて、使いながら保存する登録文化財の趣旨に合致するもの。

門をくぐってすぐ左手には、展示室天心記念館がある。岡倉天心像や天心の釣舟「竜王丸」などが展示されている。記念室の隣には《ウォーナー像》と蔽い堂がある。山荘を思わせる苔むした小道を下っていくと、視界が開け左手に太平洋、右には旧天心邸を擁する広場に出る。

天心は、ここにボストンから持ち帰った種をまいて芝生にしていたよう。天心邸は、この地に建っていた観浦楼という料亭の古材を再利用したいわばリサイクル建築。天心没後改築され、往時の半分の広さになっている。横山大観の揮毫による「亜細亜は一な里」の石碑がそのかたわらに建立されていて、戦時中の天心の微妙な位置づけをしのばせていた。

六角堂はさらに下って、海に突き出た岩盤の上に建てられていた。天心は、六角堂を「観測亭」と呼んでいたらしいのですが、ほとんど波の上に浮かんでいる雰囲気。わずか二坪強の小建築ですが、杜甫の草堂を意識しながら、宝珠を頂いた赤い仏堂と茶室を融合させるなど、天心思想の結集ともいえるユニークな建築だった。





8/28^00:00


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