1/5ページ目 「……ねぇボリス。ココ、今どの辺なんだろうね?」 草を掻き分け茂る枝を避けながら、道なき道をとぼとぼ歩く。ここへ来るまでに乗っていたラーダカスタムは、すでにただの鉄の塊と化し山中に置いて来ざるを得ない状態だった。そうでもなきゃこんな山道を歩いて越えようだなんて誰が思うだろうか。 「知らねぇよ……」 街まであとどれくらいだろうか。麓に公衆電話があれば良いのだが。 そんなことを何度もぐるぐると思考する辺り、脳ミソの方も大分疲れが溜まってきているようだ。 それもこれも全ての原因は、あの凶悪脱獄囚にある。 ボリスの日2018 『星』 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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