運輸区主席助役駅員 【新幹線 ９９の謎】 新幹線に関わる謎を解き明かすコーナー 真夜中に現れる巨大モンスター 新幹線のホームの下にアレが走る （新幹線の９９の謎と不思議） 運輸区主席助役 2/219:16[編集] [ﾚｽをする] [最新順][古い順] 運輸区主席助役駅員 新幹線９９の謎 イギリスに新幹線０系の車両が実在してる なんと東海道新幹線の０系車両がイギリス・ヨークのＮＬＭ（National Railway Museum）国立博物館に展示されています。 この新幹線の車両はイギリス在住の「日本鉄道友の会」の尽力により 東海道新幹線の引退車両である０系の先頭車両が保存展示されました。 この博物館はイギリスの国立博物館ですから主な展示車両はイギリス国内で使用された鉄道車両たちがほとんどですが 中でも目を引くのはステーションホールに展示されているイギリス王室が使用した「王室専用客車」などでしょう。 この博物館の中で一番大きなグレートホールと言うホールに０系の先頭車両 ２２-１４１が展示されています。 イギリス国内在住の鉄道ファンで、日本の鉄道が好きだと言うメンバーが中心に運営されている「日本鉄道友の会」（本部:イギリス国内）が2001年にJR西日本から寄贈されて 同館に展示されるに至りました。 ＮＲＭはイギリス鉄道博物館とヨーク鉄道美術館とが合併し 1975年に開業したステーションホールやグレートホール ザ・ワークスと言う３つのホールと、サウスヤードと言う小さな展示室からなるイギリス自慢の観光名所になっています。 ほとんどの車両は編成を組んだ形で公開されていて見所いっぱいです。 また博物館はイギリス・ヨーク駅から近い博物館です。 入場はなんと… なんと無料ですよ 新幹線９９の謎 ※画像 富士市新通公園 ０系新幹線先頭車両 5/1805:06[編集] 運輸区主席助役駅員 今日は何の日？ 新幹線９９の謎編 東海道新幹線の工事が着工した日。 １９５９年４月２０日 【昭和３６年】 国鉄の弾丸列車計画から始まった新幹線の建設は、超高速鉄道線として神奈川県鴨宮に新たにモデル線３２キロを建設することから始まった。 弾丸列車計画とは、当時の国鉄が東京―下関間に新線を建設し最高時速１６０㎞/hで運転し…約９時間で結ぶ計画だった。 用地買収も始まり日本坂トンネルが開通したが、第二次世界大戦の戦況悪化で頓挫した。 戦後にその計画が蘇り新たに「新幹線」と言う名称で東京―新大阪間の運行が計画された。 時速２００㎞/h 世界に前例のない鉄道線世界初の超高速に挑戦したのだ。 また、国鉄始まって以来初の標準軌での建設という、なにもかも世界初の挑戦だった。 姿形が新幹線０系に良く似た柔和な顔立ちの１０００形試験電車車両Ａ編成４両とＢ編成２両編成の２本が完成した。 １９６４年２月に「新幹線電車」と言う名称の漢字のみの新型電車のＣ編成（６両）が、登場する。 各種試験を行ったあと、ついに伝説の東海道新幹線０系が登場した。 当初の新幹線電車の運転士選任試験には、パイロットの採用試験のノウハウを取り入れていたと言う。 日本に点在する新幹線の歴史はまさにこの日始まったのである。 今日は何の日？ 新幹線９９の謎編 おしまい （シリーズ次回に続く） 運輸区主席助役 4/2008:53[編集] 運輸区主席助役駅員 今日は何の日？特別編 新幹線関連の話題です 今日は何の日？ 昭和３８年 １９６３年３月３０日 『東海道新幹線』の試験車両の１０００形Ｂ編成（４両）が、鉄道史上初の速度記録を達成した。 新幹線開業前 昭和３８年(１９６３年) ３月３０日 時速２５６㎞/hを記録した。当時の鉄道の世界最高速度である。 １０００形はその前年 １９６２年６月２２日 鴨宮モデル線（神奈川県内に建設、のちに東海道新幹線の一部になる）での１０００形試験電車 Ａ編成（２両）Ｂ編成（４両）の試運転を開始していた。 試験終了後の１０００形は、Ａ編成が９４１形救援車に…Ｂ編成が９２２形電気試験車に改造されて『ドクターイエロー』と言う愛称で呼ばれた。 改造後は９４１形（Ａ編成）は救援車と言う種類の為に一度も出番がなかった。 （救援の出番無し、言い換えれば新幹線がそれだけ安全な乗り物である証明である。） ※１０００形式の試験車両は１９７５年に惜しくも廃車解体された。 新幹線車両として一番最初に解体された新幹線電車である。 画像 リニア鉄道館 ９２２形電気・軌道総合試験車（９２２-２６） ※Ｔ-３編成 運輸区主席助役(^-^ゞ 3/3006:47[編集] 運輸区主席助役駅員 新幹線９９の謎 （５号車） 新幹線沿線の 米原駅の周辺には…いろいろな新幹線の先頭車両がある 米原駅すぐ近くには、日本の新幹線の技術を研究する特別な施設があります。 それが『鉄道総研風洞技術センター』が、あります。 高速走行の際騒音低減や空気抵抗の軽減を目的に技術研究をする施設です ここには「ＪＲ東日本」、「ＪＲ東海」、「ＪＲ西日本」の３種類の新幹線電車の先頭車が保管されています。 新幹線とは言っても普段目にする営業車両とは形状が違う車両ばかりです いわゆる『高速試験用の新幹線車両』の先頭車たちばかりです。 その中でもＪＲ東日本は ９５２形“ＳＴＡＲ２１” （東京寄り先頭車両）があります。 Superior Train for Advanced Railwaytoward the21th century（21世紀に向かって発展する優れた列車）の頭文字を取った愛称です。 この車両は１９９３年に上越新幹線での走行試験の際に時速４２５㎞/hと言う最高速度を記録しました。 またＪＲ西日本からは５００系９００番台 “ＷＩＮ３５０”があります。 West Japan Railway lnnovation for the operation at350㎞/hの頭文字を取ったもの… 山陽新幹線の営業速度350㎞/hでの営業運転の研究を目的に製造されて、山陽新幹線で当時の同区間最高速度 時速350.4㎞/hを達成しました。 ＪＲ東海の９５５形 “３００Ｘ”は３００系新幹線の後継車両を開発するために製造された車両で１９９７年の試験の際に時速４４３㎞/hを記録して、当時の世界最高速度を樹立した車両です 米原にある９５５形はカスプ形と呼ばれる形状で、これと異なる形状の ラウンドウェッジ形と言う形状の先頭車は現在リニア鉄道館に保存されています。 基本的にこの鉄道総研風洞技術センターは一般非公開ですが、東海道新幹線の車窓からはよく見えます。 大阪方面に向かって進行方向は左側車窓です。 新幹線に乗ったら是非確認して見て下さい。 運輸区主席助役 ※画像 リニア鉄道館 ９５５形式新幹線試験電車“３００Ｘ” ９５５-６ラウンドウェッジ形状先頭車 3/2914:19[編集] 運輸区主席助役駅員 新幹線９９の謎 好評連載《４号車》 『深夜の新幹線に、夜な夜な現れる怪物がある』 それが コレ… （画像参照） マルタイ（マルチプルタイタンパーと呼ばれている… 一見怪物の様な迫力の保線機械です。 運転室がついているし 車輪もついているのに… 実は車両の仲間入りをしていません。 扱いは、「保線機械」と言うポジションに存在する、しかし鉄道には無くてはならない存在の機械なのです。 なにしろ作業中の音がスゴいんです。 マルタイの可動する部分にはいくつもの照明が取り付けられ… 前後の運転室上面には複数の黄色の回転灯や、赤色点滅灯が絶えず点滅しています。 深夜の誰一人いない新幹線ホームや軌道敷き無いに有って、異様に目立つ存在なのです。 作業中は全体が人が歩く程の速度でゆっくりと前進しながら、機械中央程の部分にある可動部分が尺取り虫みたく前後に動き…狙った軌道敷きのポイント部分を合計８本の爪が『どしゃ～ん』 と言う激しい騒音と共にバラストをドツきます。 可動部分が一旦前進し… 爪がバラストをドツいて…（約２～３秒） 再び元の位置に上昇すると１工程です。 約８秒位が１工程 この間マルタイはゆっくりと前進し続けています 運転室内には道床（軌道のバラスト部分）と…道床を爪が突き刺す映像がモニターされています。 しかし動いているのに何故枕木を間違ってつついてしまわないのでしょうか？ ソレはマルタイの心臓部分である可動部の下に 昇降可能な小さな車輪があり…そこに付いているセンサーの働きにより 尺取り虫の様に可動する部分が適度な位置に静止して、正確に道床に爪を突き刺します。 また、作業中は絶えずマルタイの左右に人が歩きながら着いて廻り。 運転室内の作業員と無線で連絡を取り有っています。 大きなヘッドホンとマイクがついた、ヘリや飛行機のパイロットが付けているのと同じ物です。 ディーゼルの唸りとバラストを突く時の音が余りにもスゴい騒音だからです。 バラストを爪が強制的に振動させて、強制的に道床を沈下させて「突き堅め」をしているのです。 このマルタイが出没する前には、大体営業中に『幸せを呼ぶ』と噂されている Ｄｒイエローが走っていきます。 拾われたデータから割り出した位置の保線をするのがこの機械（通称マルタイ）マルチプルタイタンパーだったのです。 新幹線９９の謎 ４号車 おしまい 以下次号連載に続く 運輸区主席助役 3/520:11[編集] 運輸区主席助役駅員 新幹線９９の謎 《３号車》 以前同じ連載記事で触れた 御召し列車の話題の補足です 皇室の方々が特別な用途で使用する列車には… 出迎え関係者一同の立ち位置が全て決められています。 天皇 皇后両陛下が御召し列車をご利用されて 目的の駅に… 【御着】（おんちゃく）されるその時には、 到着ホームの上では、全国の都道府県の「知事」は勿論 「市長」や「区長」など… 出迎える側のいろいろな役職の方々が並んでお出迎え致します。 当然警護のＳＰは、言う迄もありませんね。 そして「駅長」も例外ではありません。 お出迎えだけでなく… 現在の新幹線の運行上は、例え両陛下が御乗車になられた列車であっても、ご利用になられた駅に停車する列車によっては…運行のスジ上は『こだま』や『ひかり』の様に… 一般の乗客が利用している『のぞみ』が途中追い越したりも致します。 ですから「お出迎え」や「お見送り」だけではなく… 途中の駅に『こだま』のスジで停車しているその間も 停車駅の駅長がホームに立ち 、列車のご出発の際には必ず敬礼してお見送り致します。 お出迎えした際には列車の出口から駅の中を両陛下を先導しつつ…（コレがまた難しい）出来るだけ後ろを振り返らずに先導し… 尚且つ適度な距離を保ち つつ…駅玄関口（ロータリー）などの御車迄先導して参ります。 そして、御車ではとても立派な制服を着た皇宮警察の運転手が白い手袋も眩しく 敬礼してお待ちかねです。 両陛下が御車に無事乗車をされても駅長はまだ現場を離れずに、御車がご出発されて、見えなくなる迄はしっかり見送りしています。 この様に、特別な列車が運転される際には、実に多くの人達が陰ながら活躍しているのであります。 新幹線９９の謎 （３号車おしまい） 次回も乞うご期待 運輸区主席助役 2/1710:31[編集] 運輸区主席助役駅員 新幹線９９の謎 《二号車》 満員の新幹線…でも 必ず座席に座れるって どういうこと 実は、新幹線の座席には、お盆の帰省や年末年始の満員状態でも、基本的に座れる座席がいくつかは用意されています。 通常『調整席』と言って だいたい6席前後が普通車の指定席とグリーン車等に用意されているのです。 例えば、国会議員の移動が予想される時間帯の『のぞみ号』や『ひかり号』のグリーン車とか… 指定席が満員状態の時間帯でも指定席側に乗務員判断で空席が用意されています。 座席をご案内するケースのひとつとしては… 例えば「乗客同士のトラブル」が発生した場合や、「泥酔した乗客」が、そそうした場合などで、本来座れるはずの座席に座れなくなってしまった時などには 列車の車掌からお客様に承諾をお願いして座席をお移り頂く場合があります。 時には警察による犯人護送があったりもします。 やはり指定席の一部を利用して特定人物を護送します。 もちろん急病やご気分の優れない様な緊急の場合には 列車真ん中寄りの車掌室にほど近い普通車の中に、多目的室が用意されており こちらをご利用出来る場合もあります。 全ての列車に対して全く同数の調整席が用意されている訳ではありません。 その日の指定席販売状況などが予め乗務員に連絡されている場合に、乗務員判断で座席を用意するわけですから 乗車する時間帯と乗車する列車によってはかなり前後する事をお知らせして置きます。 新幹線９９の謎 《二号車》おしまい 【次回三号車につづく】 2/819:38[編集] 運輸区主席助役駅員 新幹線９９の謎その１ 新幹線には…一般車に混じって運行している、貴賓専用車両が実在する 外見は普通の新幹線車両ですが… 実は貴賓や外国からのVIPに対応した『特別な車両』が組み込まれた編成があります。 しかしその『特別車両』のある列車の編成番号は絶対の秘密です。 外見は普段走る新幹線と全く同じですが、何かが違う それは１車両が丸ごと防弾ガラスになっている『特別車両』が編成の中に組み込まれています。 一見は、一般の『グリーン車』と同じで、見分けがつきません。 それは、普段は一般の『営業車両』として使用されているからです。 理屈から言うと『御召しの専用車両ではない』ことになります。 天皇皇后両陛下が新幹線に御乗車される際は、『特別車両』が組み込まれた１６両ひと編成丸ごとが、『御召し列車』として指定されます。 つまり…１６両の新幹線丸ごとひと編成が貸し切りになります。 もちろん１６両もあるのですから、皇室の関係者（侍従の方々）や、警備中の警察関係者（ＳＰ） 報道関係者など、天皇皇后両陛下と行動する方々が乗っています。 他の皇族の方々の場合は 例えば皇太子殿下の時はグリーン車３両貸し切り つまりＳＰも警護していますが、グリーン車意外は一般のお客様も乗っています。 ちなみに昭和時代の新幹線の御召し列車が走った時の記録ですが、『昭和天皇』が御乗車の時… 《昭和４０年５月７日》に運転された『御召しの新幹線』は、 ３～６号車を外した８両の特別編成でした。 当時の言葉で言う一等車（現在のグリーン車）が組み込まれた編成でした。 陛下が御かけになる座席の前の一部を取り外して、特別にテーブルを置いたりしました。 天皇陛下の列車だけ８両と言う意外は、普通の新幹線が（当時は０系）一般用には１２両編成があった訳です。 昭和４１年以降には一般編成と御召し指定列車とを識別する為に 警護の人に解り易い識別用の目印が付きました。 ０系新幹線の先頭車両の丸い鼻の下… 俗にスカートと呼ばれている部分に白いＶの字の様な識別マークが着いていました。 運輸区主席助役(^-^ゞ 新幹線９９の謎その１ 下に↓続きます。 2/308:47[編集] 運輸区主席助役駅員 新幹線９９の謎その１ （続き） 昭和４０年代後半に１２両編成の一般営業車両（編成）で、御召しとして運転された時には 一等車の位置が普段と違う編成で出場した事がありますが、この時には二等車の６号車～１２号車に一般のお客様が乗れたそうです。 昭和４７年以降前灯付近に識別用の青帯が入っていました。 昭和時代は０系で、１００系登場時には、中央の二階建て部分が特別車両でした。 その後３００系や７００系がかなり普及した後も１００系新幹線の車両をご利用になられました。 二階部分が見晴らしが良い事もひとつでしょうが、警護しやすい仕組みだったのでしょう。 新幹線意外では在来線にはかつて『御召し専用列車』が存在しました。 『一号編成』です。 ピカピカに研かれた専用電気機関車ＥＦ５８６１号 （ロクイチ）と呼ばれてファンから親しまれていました。 栗色の車体にシルバーのライン…台車の研き出しでとても綺麗でした。 現在はＪＲ東日本が保有するハイグレード車両の『和』 Ｅ６５５系の列車のほぼ中央に天皇皇后両陛下が御乗車になる『特別車両』（車体№無し）が…御召しとして走るその時だけ… 一旦工場に入場して編成の中に組み込むのです。 当然車体の真ん中…やや大きめな窓の下に、金色が眩い菊の御紋章が取り付けられます。 （新幹線には付かない） 余談ですが昭和の初めの頃に在来（東海道本線）に御召し列車が走る時には、各駅職員総出で大きな盥（タライ）に水を満々と用意して、御召し列車の直前に走る特急燕（つばめ）号の通過したあとにタライの水をホームに撒いて、打ち水したと言います。 観光地の高級和風旅館の玄関先が良くやっているアレですよ。 (*^^*)/何気なく見てるでしょ 話がソレましたが、新幹線には…特別車両があると言う…お話しでした。 運輸区主席助役(^-^ゞ （新幹線９９の謎その１） 2/308:43[編集] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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