1/3ページ目 すっかり寒くなったある深夜、アスマが気持よさそうにベッドで寝ていると突然ヒンヤリとした手が寝間着の中に入り込んできて、飛び起きた。 「な、なんだ?」 「アスマ、あったか〜い」 驚いて正体を確かめようとしたアスマの隣で、間延びした声を出しながらカカシが擦り寄ってきた。 「カカシっ」 憮然とした表情で見下ろすアスマの事など、全く気にもとめていない様子でカカシはアスマの肌をサワサワと撫でる。 「やめろっ。ったく、何やってんだお前は」 「だって寒いしさ、アスマ暖かいじゃん」 「だから止めろっつってんだ」 アスマは強引にカカシの手を、自分から引き剥がし、ベッドに横になる。 「冷たいぃ。寒いんだから少し位いいじゃん」 背を向けて寝る体制を整えたアスマに、カカシは後ろから抱きつく。冷たくなったという足と手を絡みつけてくるカカシに背を向けたまま、アスマは何故か笑っていた。 「大体今何時だと思ってんだ?」 「ん〜・・・午前2時くらい?」 「はぁ・・・こんな時間に人ンちに来やがって・・・」 「だってさ、さっきまで飲んでたんだよ。結構ポカポカしてたんだけど帰ってる途中で寒くなったし、俺一回冷えちゃうとなかなか寝られないからさ・・・」 「それで?」 アスマが素っ気なく返事を返すと、カカシは抱きついた手に、ギュッと力を込めた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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