novel

+快楽(キリグン)/咎狗の血+
1/2ページ目

部屋のドアが開いていようがいまいがお構いなし。他人がどう思うかなど関係なく、ただ自分達が気持ち良ければそれでいい。まだ夏には早い、蒸し暑い夜。窓を開け放ち、部屋のドアを開け放ったまま、キリヲは背後からグンジを貫いていた。腰を高く上げさせ、強弱を付けながら不規則な動きで中をまさぐる。その動きが不満なのか、グンジは自分で腰を動かしながら感じる場所へと導こうとするが、キリヲはそれを外しながら浅い抽挿を繰り返す。
「ジジイのくせに、焦らすンじゃんぇ」
「っ・・・」
不満を露わにグンジがギュッと締め付け、油断していたキリヲは不覚にも一瞬息を飲んだ。
「黙ってヤラレてろ。気持ち良くしてやる」
「気持ち良くならねぇから言ってンだろ。早くしろっ」
「ならこりゃ何だ?」
硬くなったグンジの昂りを掴んで、キリヲがギュッと握り締めると、今度はグンジがクッと小さく唸った。それに気をよくしてキリヲがグンジの最奥を突くと、気配を感じてドアを振り返る。丁度狗が通りがかり、キリヲは咄嗟に呼びつけた。
「タマぁ〜、ちょっと来い」
キリヲの大声にビクリと身体を震わせた狗が、一瞬の躊躇の後ゆっくりと入ってきた。
「んぁ?ポチか?」
「タマだよ、タマぁ」
そう言ったキリヲの元へ呼ばれた狗がやってくると、キリヲはグンジの腰を掴んで、ゆっくりと腰を下ろした。

[指定ページを開く]

次n→ 

<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ