ルートは富津岬～馬堀海岸が想定されていますが富津～横須賀の定期旅客航路は昭和40年代に撤退したままの需要のない状況を考えると現実的ではありませんし、アクアと余り離れていないのがネックです。 やはり東京湾内最大のドル箱だった航路の今尚残る久里浜付近～金谷付近が最強と言えます。 金谷航路の車両輸送台数はアクアとほぼ同じルートの浮島-木更津航路の倍以上でした。 一瞬ドル箱と思われる東京湾フェリー横浜～木更津航路ですが昭和40年代に僅か５年程度で撤退ですから半世紀以上の歴史のある久里浜付近～金谷付近がいかに最適というのが分かります。 アクアラインの利用車3割弱は対神奈川、東海、西日本方面ですが7割強は対東京、北関東、東北、甲信越方面。 金谷-横横ルートなら南房総から目黒、世田谷、城西方面への利用がありますが需要がない、富津岬、馬堀海岸付近のルートですと対東京需要0です。 これではお話になりません。 横横と134号線交差地点付近にJCTを作りそこから地下で千代ヶ先に向かい途中浦賀通り交差点に久里浜ｲﾝﾀｰを設置。千代ヶ崎沖約２キロの浦賀水道の最大水深80m付近を通り、換気用シールドマシン挿入口兼換気用の人工島を設置(えらい金がかかるのでもちろん換気塔が必要ないならないに越したことはありません)房総側で富士見ヶ丘（高島）別荘地南付近で上陸。富津館山道金谷第１ﾄﾝﾈﾙと金谷第２ﾄﾝﾈﾙの中間にJCTを設置します。 東京湾口道路地図 横須賀JCTと金谷JCTから浦賀水道中央人工島迄約7.3kmずつ一台のシールドマシンで掘り進みます。 海峡間の距離が9キロですのでアクアのように換気用人工島も不要かもしれません。 横須賀JCTは佐原ｲﾝﾀｰの1.3キロ先。金谷JCTは富津金谷ｲﾝﾀｰの1.2km北に位置します。 これにより富津金谷～狩場80kmが45kmと大幅短縮となります。 君津～朝比奈が現行67km もジャスト50kmになります。 首都高C2山手ﾄﾝﾈﾙ同様直径12.5kmで山手ﾄﾝﾈﾙと違いほぼ直線のみなので制限速度70km/h程度となります。 ｱｸｱのように直径14mで80K制限のようなそこまでの贅沢は望みません。 なおこれをやるなら、外環の東名～第3京浜までは事業化すべきです。 第3京浜から東名Jctから3号線渋谷方面に行けるようになってしまうと3号渋谷線がパンクするので難しいですが、中央道と関越道へは館山方面からは横横～第三～外環経由が最短最速となります。 あくまでも将来の夢の夢の夢として京急浦賀本線を竹岡駅南1.5km付近に延伸。内房線との交差地点に内房線新駅を設置。 京急は地下25m程度の島式ホーム一面二線となり、堀ノ内以南各駅停車の浦賀本線直通快特で横浜～新金谷間45分になります。 横須賀市は横断道路に全くの無関心だった、川崎市に比べると、多少は東京湾口道路に力を入れてきました。 かつては少ないながら、横須賀市内からフェリー利用での通勤通学者もいましたし、東京湾横断道路、人口当たりの利用率が神奈川で一番多い自治体はまず横須賀だと思われます。 馬堀海岸のあたりからアクアブリッジが見えますし、間近に房総半島の山が見える横須賀はやはり神奈川で一番南房総と結び付きが強い地域です。 しかし、釜利谷以西のよこかんみなみができると今まで、逗子インターから逗葉新道経由で湘南さらには西湘方面に向かっていた車や保土ヶ谷バイパス経由で東名に向かっていた車両も釜利谷経由となり平日夕方でも上りの横横が朝比奈先頭に渋滞する可能性はあります。 さらに浦賀金谷に道路ができると休日夕方は釜利谷衣笠断続渋滞となるのは必至で横須賀市に迷惑をかけないためには富津岬から横横金沢支線(圏央道)直行ルートも検討が必要かもしれません。 内房にとってキモ金道路は何ひとつメリットがありませんが西側の圏央道がに繋がるというのは計り知れないメリットがあります。 内房にとって木更津北インターチェンジから一般道で50分茂原に所要時間が短縮になっても既に高速でつながっている、東金に行けるようになってもあまり嬉しくありません。 横須賀にとっても湾岸道路やアクアライン、東京湾フェリーで需要は充分間に合っている房総へ片道5000円はかかる、道路ができるよりやはり東名厚木への大幅時間短縮が望める西側の圏央道が早期開通してくれた方が遥かに嬉しいでしょう。 また首都高まで無料で短時間でアプローチ出来る湾岸道路の追浜延伸の方が遥かに嬉しいと思われます。 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
これに対し、吉田雄人市長は事実上、建設が特に必要というわけでもないという答弁をしました。 黄金期の東京湾フェリーは横須賀から房総にゴルフ、鋸山ハイキング、サーフィン、釣り などのレジャーに行く人が非常に多かったのですが、千葉の人が横須賀に金を落としたかと言われるとそういったものはほとんどなく、さらに現状のアクアにしても神奈川県民が房総に金を落とすだけ。 川崎駅の商業地や蒲田や鶴見で消費をする房総住民はほぼ皆無。 特に、市街化区域は開発尽くされた横須賀にとっては湾口道路ができても95%以上は房総側のメリットになるのは確実。 人口減少の横須賀の1/10程度の地価の富津市や安房地域に転出する人がかなり多くなるのではないかという横須賀三浦にとっては懸念材料もあるかと思います。 久里浜野比辺りの人の吉田雄人にしてみたら水深の関係で久里浜、金谷は無理でも浦賀～金谷ならまだ希望も持てたかもしれませんが全く繋がりのない富津市富津と馬堀海岸ではさらに乗り気ではなくなってしまいます。 富津市の市長も金谷の方ですが富津市富津と馬堀海岸と浦賀～金谷では需要が段違いというのが分かっているはずです。 [編集] |